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蟷螂拳とは?

蟷螂拳は、少林寺の僧『王郎(おうろう)』が、蝉を捕えるカマキリ(蟷螂)を見て発案した武術と言われていますが、研究者の間ではあくまでも”伝説”であり、創始者は別にいるとされています。

様々な研究がされていますが、いまのところ誰が創始したのかは謎のままです。

当時流行していた18種類の拳術を混ぜて創られたという説もあり、『18拳要(けんよう)』とも呼ばれます。(現代の総合格闘技という感覚でしょうか。)

蟷螂拳と一口に言っても多種多様な流派があり、有名なところでは『七星(しちせい)』『六合(ろくごう)』『八歩(はっぽ』『太極梅花(たいきょくばいか)』などがあり、当会では『太極(たいきょく)』という流派の蟷螂拳を練習しています。

 

蟷螂拳の特徴は接近短打(せっきんたんだ)という近接距離を得意とし、両手を積極的に使用した技が上下左右に変化し、相手を翻弄します。また、勾歩(こうほ)という足払いのような技を多用するのも蟷螂拳ならではの特徴です。

よくテレビやマンがなどでは手先を”への字”に構え、鎌のように振り回したり、指先で切り裂いたりする表現がありますが、あれはフィクションです。蟷螂拳も空手や合気道のように、一般的に知られる武道と内容に大差はありません。

全体的に腰を中心に体をねじる動作が多く、縮んで伸びる、高い所からグッと低くしゃがむ動きなどがあり、全身運動としての効果が期待できますので、健康な体づくりに役立つことと思います。

格闘技というと怖いイメージを持つ方もいますが、心と体の健康に役立つエクササイズとしての一面を、ぜひ体感してみて下さい。

 

 

 

 

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